オフィス移転を行う場合、移転先のオフィスが決まると引越業者を選んだり、電気や電話などの工事、現在のオフィスの原状回復工事などの手配を行う必要が有ります。電話の工事と言うのは、オフィス移転後に直ぐに電話やファックス、インターネットを利用することが出来るようにするために最初に手配をしておきたい工事です。会社の中で利用する電話は、一般家庭で利用する電話とは異なり、1つの代表番号に対して複数の番号を持たせることが出来るビジネスホンと言う事からも、主装置などの回線工事が必要になります。オフィス移転を行う直前に手配を行った場合、移転や引越などが多い季節などの場合、工事が数日間遅れてしまう事も在ります。
電話やファックス、インターネットが利用出来ないと業務にも支障をきたす事になるため、引越業者を決めてオフィス移転の日時が決定した段階で電話工事などの手配を行っておくのがお勧めです。尚、ビジネスホンをリース契約で導入している場合は、リース会社に対して移転を行うことについての届出を行っておく必要が有ります。会社の住所がオフィス移転を行うことで変更になるため、引越日時が決定した後に連絡を行っておくことが大切です。また、ビジネスホン以外にもファックスやコピー機、もしくは複合機などのようなOA機器をリース契約で利用している場合も同じで、事前に引越をする事についての連絡を忘れずに行う必要が有ります。
尚、コピー機や複合機と言ったOA機器は精密機器であるため、専門の会社に輸送から設置までを依頼する事を忘れないようにします。