オフィス移転を行う際に業務効率化を考える経営者は多いのですが、売り上げ拡大を実現することを意識する経営者はあまりいません。場所を移転することで顧客へのアクセス性を高めたり、都心やオフィス街に移転することでその存在価値を高めることで売り上げ拡大に繋がることは有りますが、オフィス移転そのものが売り上げ拡大に繋がることを意識する経営者はいないと言えます。しかし、オフィス移転は重要な売り上げ拡大のチャンスと言えます。その理由は移転を行うことで業務の見直しを行うチャンスでもあるからです。
決められた環境の中で同じ業務を継続していると、その業務の進め方が当たり前になってしまい、なかなか改善する意欲が湧かないため本来は不要な業務を行う事も多く、結果として効率が悪くなり売り上げが伸びない大きな要因となっていることが多いのです。オフィス移転の際には業務効率化のためにそのレイアウトなどが見直され、現状の業務についてより効率的に実現できるようになることは多いのですが、業務そのものを見直すことは余り行われていません。しかし、売り上げ拡大の大きなポイントは現状の無駄を省くことであり、その無駄は業務のなかに潜んでいることが多いのです。オフィス移転を行う際には業務の進め方をに直すとともに、現状の業務そのものについても見直すことが大切です。
不要な業務を無くし進め方をシンプルにすることが、大幅なコスト削減と売り上げ拡大に繋がります。